ニチニチ・アロマのおはなし

日常に使えるアロマのお話

変化球でシダーウッドについて

あーあ、サボっちゃった。

そもそもニチニチってタイトルつけてるのに全然ニチニチじゃないですよね。

 

久しぶりなので今日は変化球でシダーウッドについて!

アロマオイルとしてはあんまりメジャーじゃないですよね。

でもめっちゃ使える。

 

香りは完全に木の匂い。何だろ、ホームセンターで木材コーナーに行った時の香りに似てるんだけどもちょっと緑の香りもして。

もっとも近いのは高い靴に入ってるシューツリーの香り。まぁあれシダーで作られてるからね。

ということで、ローズマリーなんかもそうなんだけど消臭効果が高いので、脱脂綿に含ませたものを靴箱に入れておくとこのむかつくくらいジメジメした季節でも気になる靴の匂いを抑えることが期待できます。

 

私はマッサージなどで人体に直接使うことは少なくて、せいぜい入浴剤程度でしょうか。また妊娠中や授乳中の女性は避けるべきです。

 

香りの効果としては、皆さん、霧が立ち込める深い深い森の中でおもいっきり背伸びをして深呼吸しているご自身の姿を想像してみてください。シダーウッドの香りはその森林浴をしているかのような爽やかさで、ストレスで疲れ、仕事や勉強で高ぶった精神をリラックスさせてくれます。

 

お風呂に2,3滴垂らせば、まるで檜風呂に使っているような気分を味わえますね。

 

梅雨時のどうしてもジメジメしがちな部屋の空気を一新するのにも役立ってくれるはずです。
是非一度お試しを。

 

 

 

 

我が友 ローズマリーのこと

ローズマリー

可愛らしい名前です。

ローズマリーといえば真っ先に思いつくのは「美味しい!」ってこと。

例えば、ベーコン玉ねぎじゃがいもを適宜切ってローズマリーと塩コショウ。

これだけで絶品ビールのおつまみになるのです!
もちろん豚肉や羊肉、チキンとの相性も抜群、ついついお酒を飲み過ぎるわけです!

 

そう、そんなお酒が進むローズマリーは二日酔に効く!と私は信じています。

 

ローズマリーの薬効

さてさて、そんなローズマリー、日本国内では医薬品として認可されておらず、オイルも薬局方に未収録。ですが、さまざまな臨床試験が行われており、その成果が蓄積されています。
そして引用するならこちら、ドイツのコミッションE前回記事参照
そこには

葉っぱを

・消化不良の内服薬として、

抽出物を

リウマチ、血行不良の症状改善に対する補助成分として、

さらに肝機能改善、胆嚢の機能改善への使用

を記載しています。

結構万能じゃん。

こうやって見ると

二日酔いで全身の筋肉が凝り固まっている→血行不良改善

二日酔いで胃腸がむかつく→消化不良の改善

二日酔いで肝臓が→肝臓の機能改善

なんだ、ドイツ的には認められてんじゃん、私の実感!

 

というほど単純ではないのですが、そうした機能を認めている権威ある研究機関があるというのも事実なわけです。

 

ローズマリーをどう使うか

 

思わず料理のレシピを書き出したくなるのですが今日は我慢、アロマオイルをどう使うかです。

 

私の場合、昨日飲み過ぎたなーと頭痛とともに目覚めた瞬間、デフューザーONです。

デフューザーがない場合は、ティッシュに数滴垂らして枕元に置くといいでしょう、レッツ二度寝です。
そんな悠長なことしてる時間がない場合はシャワータイムを使いましょう。

湯おけに湯を張って2,3滴オイルを垂らせば浴室内にすっとするようなローズマリーの香りが広がります。あとは通常のシャワータイムを過ごすだけ、私はこれで二日酔いによる頭痛や鼻詰まりを軽減させてきました。

また、勉強やここ一番、仕事を踏ん張らねば、という時の集中力向上もきたいできるのではないでしょうか。

 

また芳香が強くもともと肉料理の臭み消し使われきただけあって消臭作用が期待できます。ティッシュや脱脂綿(化粧用のコットンパフでも)に垂らして靴箱に入れておけば気になる臭いの改善に役立つのではないでしょうか。

あ、あと私はタンスに入れて虫除け代わりにも使ってます。

 

その他、花粉症の症状軽減、抗酸化作用による細胞ダメージの軽減、がんなどの抑制などが研究されています。

 

ローズマリーは、ラベンダーに負けず劣らずポピュラーなオイルですし、食部t自体栽培が簡単なので、オイルの価格もかなりお安い部類です。

どうぞ一家に一本、ローズマリーオイルを常備ください!

 

 

 

王様 ラベンダーのこと

王様 ラベンダー。 王様 ペレ、みたいな言い方になってますけど。

 

北海道に生まれ育った私にとってはとっても馴染み深く、庭に咲いてたり歩道の植え込みで育てられていたり常に身近にあった植物です。

そのエッセンシャルオイルもまた、旭川富良野といった観光地のおみやげとして定番で、北見のハッカ油とともに北海道民にとって一番最初に触れる機会があるオイルだと思います。

そして身近で手軽に手に入るこのオイル、実はアロマオイル界の王様と呼ぶにふさわしい素晴らしい能力を持っています。が、薬効的なお話はNG何ですよねーめんどくさ!

 ラベンダーの効果

で、そんな時に引用されるのがコミッションE。ドイツの厚生労働省に当たる機関内の専門委員会で、お医者さんや科学者がハーブを医療に使うための有用性や害について研究、報告を行っています。

この機関ではラベンダーに対して、不眠症や神経性胃炎に使用する」承認をあたえています。

そしてこのコミッションEの報告は「国立健康栄養研究所」のWEBサイトでも引用されています。

http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail556lite.html

(いや、だったら自分らでもその有用性研究しようよ)

そしてなんと!ハゲに効く!かもという言う引用も上記WEBページでなされているのです!ごめんなさい引用禁止されてるっぽいのでリンクだけ。

 

要するにハゲは別として、ラベンダーには

「どうやら精神を落ち着けてリラックスさせる効果があるようだね」

と言われているのです。

民間療法で言われてるのをドイツの機関は科学的に試験しておんなじ効果が見られたってことですね。

そんなラベンダーの使い方

そしてそんなラベンダーですが、私は基本的にマッサージオイルの香りのベースに使っています。

仕事ではなく、自分用に使うときはキャリアオイルにホホバオイルを使っているのですが、ホホバオイル20に対してラベンダー1、をベースにしてその時の気分に応じてさまざまオイルを使い分けています。二日酔いの時はローズマリーとマンダリンをプラスするとかね。

※柑橘系のエッセンシャルオイルは光毒性(肌についた状態で紫外線に当たるとかぶれる)を持つものが多いので直接肌につける際は十分に注意する。もしくは避けましょう。マンダリンは光毒性が殆ど見られないとされていますが、個人により異なります。

 

あともちろんアロマディフューザーでもヘビー・ローテーションです。

ラベンダーを炊きながらヨガをするといつもより体が柔らかくなってる(気がする)!

とか

寝る前に部屋を香り付けしとくとめっちゃ良く眠れた(気がする)!

とかね。

そんなわけでまずはラベンダー、使ってみてください。

 

 

 

 

 

 

【男子必見】たった3つのアロマオイルで夏の気になる臭いを予防する

本日、北海道、札幌はさわやかな初夏の陽気です。


日本全国梅雨にはまだ早いようですが、本格的な梅雨〜夏を迎える前に

ジメジメやとろけてしまいそうな夏の日差しによる皮脂、汗の気になる臭いを抑えるためのアロマを紹介します。
と言うか、先日紹介したラベンダーとこの3つがあればしばらく他のアロマオイルいらないんじゃね?というほど万能な選手達です。

1、ティーツリー 〜アボリジニの特効薬〜

ティーツリーはオーストラリアの原住民、アボリジニーの人たちが古くからやけどや傷の治療に使ってきたそうです。

タンパク質に直接作用するとされ、耐性菌を生まない抗菌物質として医療機関による研究が進められています。

高湿度や水濡れ発汗後などの条件下で細菌の繁殖を抑える効果が期待出来ます。

2、ローズマリー 〜食べても美味しいハーブ界のエース〜

じゃがいもやチキン、豚肉にめっちゃ合いますよね、美味しい!

ではなく、少しツンとするようなさわやかな芳香が特徴で、わたしなどこの香りを嗅ぐと一発で鼻詰まりが治ります(本人体験談です!あくまで)

そして私など二日酔いの時、浴槽に数滴垂らして入浴すると頭も胃もスッキリします。(本人体験談です!あくまで)

主要成分のロズマリン酸は抗菌作用を示し持続性の高い芳香とともに防臭・矯臭に効果が期待できます。

 

3、ミント系なんでも 薄荷とかおなじみですよね、説明不要?

説明不要の有名ハーブ、ミント。去年あたりはミントの葉っぱをいっぱい入れてつぶしながら飲むモヒートが流行りましたよね。

 

アロマオイルもすっごく使える優等生です。

まずは清涼感の代名詞、メントールの芳香。その香りだけで涼むことができるほどの爽やかさです。

ミント類の主要成分はメントール。局所血管拡張作用、皮膚刺激作用があり、医薬品として使用される成分です。

このメントールが皮膚につくと、実際に温度が下がるわけではなく、冷たさを感じる神経を刺激してあのひんやりとした感じが味わえるそうです。

ミント類の代名詞、私が愛する北海道名産の”薄荷油”は日本薬局方に矯味矯臭剤として掲載されているお国お墨付きの臭い抑えアイテムです。

 

そして〜夏のきになる匂いを予防する爽やかボディーローションでもつくりましょうー

ラベンダーがアロマオイルの王様だとすると上記3つはまさにアロマオイル界の王直属護衛軍。なにより3つともお安いのがまた魅力的です。

でもオイルをベタベタ体に塗るわけにはやっぱりいかないんです。

そこでお手軽に手作りできるボディーローションのレシピを紹介します。

まずは以下の3つ、近くのドラッグストアへGO!

 

【第3類医薬品】精製水Pワンタッチ式キャップ 500mL

【第3類医薬品】精製水Pワンタッチ式キャップ 500mL

 

 

 

無水エタノールP 500ml【HTRC3】

無水エタノールP 500ml【HTRC3】

 

 

 

グリセリン (ポリ)(P) 500ml

グリセリン (ポリ)(P) 500ml

 

アロマオイル適量大体以下の感じ

精製水100ml

グリセリン20ml

無水エタノール20ml

 

 

1、まずはガラス瓶が化粧水用耐油、対アルコール系の入れ物(できれば遮光のもの)にエタノールを20ml入れ、そこにアロマオイルたらしてしっかり混ぜます。

2、最後に精製水を100ml、グリセリンを20ml溶かしこみます。

以上!

先に水とアロマオイルを混ぜようとしてもしっかり混ざらないので要注意です。

さらにこれにラベンダーを加えてもステキな香りが爽やかだと思います。

あと冷蔵庫で保管!つける時に冷やっとして気持ちいいですしね。

 

あとオイル入れ過ぎたら臭いきついから気をつけて!

ぜひお試しください。

アロマオイルを暮らしに特に男性!

初めまして
私は札幌でアロママッサージ業を営んでおります

 

本業の方はクローズドな営業形態なのですが、そこで得られた知見を少しでもオープンなカタチでより多くの方に知ってもらえればと考えています

 

アロマオイルに関しては様々な立場の方がいろんな効能を並べられて胡散臭く感じる方も大勢いらっしゃると思いますし特に男性は

アロマテラピー=スピリチュアルで非科学的な民間療法

的に考えている方も大勢いらっしゃるとおもいます。

 

このブログでは薬事法をはじめさまざまな法律をちょこっときにしつつ、アロマオイルを日常の生活シーンに取り入れる方法をお伝えしてきます

つたない文章ですがこのブログをご覧くださった皆さんがアロマオイルを知り、活用することで少しでも日々の生活が健やかになる、そんなお手伝いができれば嬉しいです